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青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない

 

初めまして。朝倉一姫と申します。

 

ブログと称して公開していますが

アニメや小説の感想を記した日記と解釈していただければ幸いです。

 

 

ワードにでもまとめればいいんですが

やっぱり感想を共感していただける方とはオトモダチになりたいと思いましたので(笑)

 

不慣れなもので読みずらいかもしれませんが

温かいまなざしで見守ってやってくださいね!

 

 

 

今回は私の大好きな作品。

鴨志田一さんの「青春ブタ野郎」シリーズ・・・

青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」の感想書いてきます。

[http://
青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない【電子書籍】[ 鴨志田 一 ]
]

ネタばれあるので見たくない人は読んでから閲覧お願いします!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

読了したのは結構前なんですよね(笑)

 

しかし時には心に切ないような痛みを伴ったり

溢れ出すような温かい気持ちにさせられたり

とにかく感情を揺さぶられたことは忘れられないですね・・・

 

実はブタ野郎シリーズの前作である「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」を読んでいるときに、冒頭をちらっと覗いちゃったんですよ...

 

もうそしたらね。

その瞬間から読むの嫌になったんですよ。

そこだけ読むと麻衣さんが事故にあってるんですよ!?

悲しすぎました・・・

 

なので、ある程度の期間を置いて読み直してから今作に手を伸ばしました。

 

帯をよく見ると

大好きでした。

過去形?え?いやだよ。本当にこんな感じでした・・・

もうこれだめだと思うじゃないですか(涙)

 

さっそく内容へ。

 

 

 

 

麻衣を失った咲太はもう私たちの想像する通りでしたよ

人生で一番大切にしていた人を失った。

私自身、想像ならしたことはありますが、想像はあくまで想像で・・・

咲太の気持ちを通して改めてその辛さがわかった気がします・・・

 

するとそこへ翔子さんが現れて

「わたしのここにはね・・・・・」

「麻衣さんの心臓があるんです」

 

わかっていたけど、翔子さんが助かってよかったと思う気持ちと、麻衣さんが・・・と思う気持ちで頭も心もぐちゃぐちゃになりました。

 

読み進めるとその翔子さんは牧之原翔子ではなく、梓川翔子だったとのこと。

 

未来にはいくつもの可能性があるんだ・・・

本当に幸せになってくれ!!!私も強く思います。

そして眠りにつきます。

 

 

 

次に目を開けると咲太は・・・

世界から認識されなくなっていた。バニーガール先輩になったわけですね。

同じ境遇に立たされるなんて・・・いい意味で辛いです。

そんな最悪の状況から咲太を救い出してくれたのが

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「先輩、なにやってんの?」

尻を蹴り合ったかわいい後輩。古賀朋絵。

夢で泣き叫ぶ咲太を見たようだ。

量子のもつれを生むためには、両者の間に衝撃を与え合う必要がある。

 

尻の蹴り合いに救われた!?

「あんな泣き叫んでる先輩見たくなかったし」

 

 

 

そして二人は病院へ。

場面は咲太と咲太の通話のシーン。

「必死に生きようとしてんだよ。今日までずっと頑張ってきたんだぞ・・・・・周りに心配かけないように、辛い気持ちもずっと隠して、不安も隠し通して・・・・・僕の前でも、いつも健気に笑って・・・・・」

 

翔子ちゃん、本当に頑張ってましたよね。

この咲太のセリフで涙がこみ上げてきました。

咲太の糾弾は私の心も深く切りつけてきました。

 

 

 

麻衣さんに会うために咲太は朋絵と別れ、のどかの元へ。

そのままのどかに連れられテレビ局へ。

二人っきりになったところで、麻衣さんが両手を差し出し・・・

「私はやっと咲太の力になれたんだ」

「ごめんね咲太」

「こんなに泣かせて」

「咲太をひとりにして」

「前に言ったでしょ?咲太が思ってるより、私は咲太のことが好きなのよ」

 

もうここは何も言う必要ないですね。

大切な人の力になれることが、どれだけ自身の救いになるか。

 

 

 

そしていよいよ約束の場所へ。

翔子さんにさよならを告げるために。

全てを未来へつなぐために。

 

 

 

誰かに突き飛ばされた感覚、誰かを突き飛ばした感覚。

ここはあえて濁しておきます(笑)

 

 

 

咲太はこれでよかったのかと葛藤しながら麻衣さんの待つマンションへ帰っていくわけですね。

「おかえりなさい、咲太」

やさしい声で、麻衣は出迎えてくれた。

 

 

 

日常に帰ってきた。

咲太は麻衣と翔子ちゃんに会うために病院へ。

ICUに入っているため、空っぽの病室。

「僕は、もう幸せなんだ・・・・・」

すぐそばにある幸せ、今手の中にある幸せ、こんな小さな幸せに気づくことがそれこそが幸せなんだ。

現実でこんな風に幸せに気づける時って滅多にないですよね。

 

 

 

それから月日が流れ大晦日。一本の電話が咲太の自宅に入る。

「翔子に会ってくれませんか?」

翔子のお母さんからの電話。

「・・・・・もう、翔子は・・・・・・っ!」

嘘だと言ってくれ。この瞬間に脳内に最悪のシナリオが再生された。

あんだけ頑張ってたんだぞ。

頑張りだけではどうしようもできない世の理不尽さに私が愕然としました。

 

 

 

ICUの病室に入ると弱り切った翔子が・・・

二人の会話が進んでいく・・・翔子ちゃんが見たという夢の話。

「わかっていますよ、咲太君」

「全部、わかってます。あれが本当の未来だったことも・・・・・・今が未来だっていうことも、もうわかっちゃいました」

「わたしが、ちゃんとやり直してきますから・・・・・・わたしと咲太さんが出会わない未来を作るために・・・・・」

そう残して翔子ちゃんは眠った。(今は眠っただけ)

 

 

 

病室を出ると麻衣がプリントを咲太に見せてくる。

宿題の内容が変わっていたようだ。

『ありがとう』『頑張ったね』『大好き』を大切にして生きていく

そして最後には、いつか、やさしい人になりたいです

咲太にできることはこの宿題を終わらせてあげること。頑張った翔子ちゃんを褒めてあげること。大きな花丸をつけてあげること。

 

もう涙が止まりませんでした。どれだけ大人なんだよ。

もっとわがまま言って、迷惑かけろよ。

 

 

 

そしてそのまま年が明けた。

翔子ちゃんが・・・・・誰かの声を聞いた気がする。

そしてそのまま眠りに落ちた。

 

もうダメなんだ・・・

辛すぎる・・・辛すぎる。

 

 

 

目を覚ますと何かか抜け落ちたような日常。

いつも通り花楓に起こしてもらい、ごく普通なのどかとのやり取り。

バイト先国見と会い、朋絵をいじって、理央に軽蔑されて。

麻衣さんとデート。

 

 

 

場所は七里ヶ浜

「そんなに夢に出てきた女子高生がいいんだ」

「なんか助けてもらった感じがするっていうか」

「ふーん」

いつもの日常。小さな小さな幸せ。

 

 

 

すると一組の家族とすれ違った。

「体に障るといけないから、少しだけだよ」

「そうよ、いくら手術を受けたって言っても」

「もう、元気になったからだいじょうぶ」

 

 

 

意識するよりも早く、体が反応した。

考えるよりも先に、心が動いていた。

 

 

 

「牧之原さん!」

「はい、咲太さん!」

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泣きながら翔子は笑った。

 

 

 

翔子ちゃんは、自分で未来を掴んだんだな・・・

 

 

 

救われました。

本当に最高の終わり方をしてくれました。

キレイなハッピーエンドでよかった・・・また会えて良かった・・・

もう顔しわくちゃにして泣いてました。

ここまで感動した作品は初めてでした。

心の底から温かい気持ちになれました。

鴨志田一さん。

 

ありがとうございました!

 

ほんと、「やさしさ」って何なんでしょうね。

慈愛を指すのでしょうか。それとも利他的な行動のことを指すのでしょうか。

普段私たちの使う「やさしさ」とは、深さが違うんでしょうか。

「やさしさ」の本当の意味を考えさせられます。

 

生きることの大変さ。小さな幸せに気づくことの大切さ。

やさしさとは何か。がんばるとは何か。

たくさんのことを教えてくれた作品でした。

この作品から得た気持ちは全部大切なものです。

他の人にもこんな気持ちになってほしい。

ただその一心で記事を書きました。

 

 

次巻より物語は新展開を迎えるみたいです!

少し間が空きそうな気もしますが、楽しみに待っています!